2012年4月24日火曜日
廃線になった高架線路を空中公園にした「The High Line」
ニューヨークに使われなくなった高架列車の線路を、
公園としてリノベーションするプロジェクトがあります。
約9メートルの高さにできるので「空中公園」とも呼ばれています。
東京にも、御徒町駅・秋葉原駅間の高架下に「2k540」ができましたが、
ハイラインは高架線そのものを再生させている点で注目を集めています。
高架下や周辺には新しいショップ、ホテルが続々と生まれ、町全体が生まれ変わっていくそうです。
高層ビルを建てる再開発でなく、あるものを利用しての再開発というのも いいですよね。
完成は2014年の予定。
2012年4月23日月曜日
豪華すぎ!友人を誘ったら引かれてしまう豪華な家
サラリーマンが普通に帰る家がこれだったら。
友達なくすだろうと思えるほど豪華な家。
Steve Hermann がデザインした
アメリカのカリフォルニア州モンテシトにある建築物「the Glass Pavilion」
5つのベッドルーム、ワインルーム付のキッチン、アートギャラリーやビンテージカーのコレクションなど
http://enpundit.com/2012/the-glass-pavilion-in-montecito-california
2012年4月20日金曜日
心に刺さった松下幸之助の10の名言
最近、"何かを得たい"、"変えたい"
そんな気持ちが強くなっているように感じます。
松下幸之助さんの名言はたくさんありますが
いまの自分の"何かを得たい"、"変えたい"
をという心理状況で読んでいて
心に響いた言葉ありました。
心に刺さった松下幸之助の10の名言
とにかく、考えてみることである。
工夫してみることである。
そして、やってみることである。
失敗すればやり直せばいい。
松下幸之助
わからなければ、人に聞くことである。
松下幸之助
人の心は日に日に変わっていく。
そして、人の境遇もまた、昨日と今日は同じではないのである。
松下幸之助
失敗すればやり直せばいい。
やり直してダメなら、もう一度工夫し、
もう一度やり直せばいい。
松下幸之助
策尽きたと思うな!自ら断崖絶壁の淵にたて。
その時はじめて新たなる風は必ず吹く。
松下幸之助
人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にするようなものである。
松下幸之助
人間というものは、気分が大事です。
気分がくさっていると、
立派な知恵才覚を持っている人でも、
それを十分に生かせません。
しかし気分が非常にいいと、
今まで気づかなかったことも考えつき、
だんだん活動が増してきます。
松下幸之助
思ったことが全部実現できたら危ない。
3回に1回くらいがちょうどいい。
松下幸之助
何事もゆきづまれば、まず、自分のものの見方を変えることである。
案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである。
松下幸之助
迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。
ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。
それを捨て去れば問題はなくなる。
松下幸之助
2012年4月19日木曜日
一度は旅行で行ってみたい場所 風景写真
もうすぐゴールデンウィークです。
まとまった休みどこか行きたいなあってという思考で
目にとまった世界の風景写真。
まとまった休みどこか行きたいなあってという思考で
目にとまった世界の風景写真。
arches national park, utah
beautiful lake in tirol
canals of venice, italy
first morning myst in italy
new york city at dusk
tower bridge at night, london
paris champs elysees
red sky over seattle
singapore`s sky park pool
tropical iceberg
2012年4月18日水曜日
2012年4月17日火曜日
新しく開発された人工光合成の技術で化石燃料と同等の安価を実現できる
研究されている人工光合成の技術において
新しく開発された触媒により、自然界の光合成のスピードと
同等の変換率が記録されたという 記事がありました。
これにより 将来的に化石燃料と同等に
安価でエネルギーを得られる未来を 実現できる可能性があるそうです。
以下引用
新しく開発された触媒により、自然界の光合成のスピードと
同等の変換率が記録されたという 記事がありました。
これにより 将来的に化石燃料と同等に
安価でエネルギーを得られる未来を 実現できる可能性があるそうです。
以下引用
植物は光合成によって太陽光をエネルギー源として、
二酸化炭素と水から糖や酸素を作り出している。
ヒトの経済活動により多くの二酸化炭素が排出され、
また 化石燃料の枯渇も不安視されることから、
アメリカ、日本、ヨーロッパを中心30年以上も、
大気汚染もなく再生可能なエネルギー源として人工的な光合成が研究されている。
人工光合成においての一番の問題はそのスピードであり、
これまで自然界の光合成スピードに対抗しうるものは産まれていなかった。
そこでスウェー デン王立工科大学のLicheng Sun博士率いる研究チームによって
開発された新たな触媒によって、自然界の光合成スピードと同等の変換率が記録された。
Sun博士によると、これは明確に世界最速であり人工光合成の開発において大きな進歩となったという。
これにより将来的に水素を生成するための、大規模な工業施設の建設が可能となり、
また従来の太陽電池技術と合わせることで、
より効率的なものを開発できるようになるだろう。
そして今後10年で、化石燃料と同等に安価なエネルギーを
得られる技術を開発することも可能だろうという。
元記事:
Artificial Photosynthesis Breakthrough: Fast Molecular Catalyzer
参考記事:
小記事:世界一早い人工光合成触媒の開発
2012年4月16日月曜日
原発ゼロでも実現可能 温室効果ガス25%削減
"原発ゼロでも実現可能 温室効果ガス25%削減"
NHKのニュースに記載されていました。
元となっている資料など公開されていないようですが、
今後、明らかになるでしょう。
原発がとまり、エネルギーをどうするかという問題が最優先になりがちでしたが
温室効果ガスの削減もしなくてはいけないので
国の機関が発表し、改善が行われていけば
いいですよね。
NHKのニュースに記載されていました。
元となっている資料など公開されていないようですが、
今後、明らかになるでしょう。
原発がとまり、エネルギーをどうするかという問題が最優先になりがちでしたが
温室効果ガスの削減もしなくてはいけないので
国の機関が発表し、改善が行われていけば
いいですよね。
原発ゼロでも実現可能 温室効果ガス25%削減
4月13日 4時37分原発事故後の温暖化対策を検討している環境省の専門家委員会は、原発がなくても再生可能エネルギーを大幅に増やすなどすれば、2030年までに温室効果ガスの排出量を最大で25%減らせるという試算を示しました。
地球温暖化対策を巡って、政府は、これまで温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年に比べて25%減らすという中期目標を掲げています。
しかし原発事故を受けて、政府の関係閣僚会議は、去年、原発への依存度を減らすことと温暖化対策の両立を図ることを盛り込んだ基本方針を示し、中期目標の見直しを含めた将来の温暖化対策について環境省の専門家委員会で検討するよう求めています。
今回の試算では、温室効果ガスの排出量を2030年までに1990年に比べてどれほど減らせるかについて、総発電量に占める原発の比率を0%から35%の4段階で、また、再生可能エネルギーなどを増やす程度を3段階で推計しました。
その結果、原発が全くなくても、
再生可能エネルギーや省エネへの投資を大幅に増やすなどすれば、
温室効果ガスの排出量は最大で25%減らせるとしています。
環境省は、今回は示していない2020年までの温室効果ガスの削減目標や必要な対策についても 来月をめどに複数の選択肢をまとめる方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120413/k10014413631000.html関連ニュース
- 原発ゼロで温室効果ガス削減可 (NHK)
- 温室効果ガス:原発ゼロでも25%削減 国立環境研が試算 (毎日新聞)
- 環境省検討会、2030年に原発未稼働なら温室ガス排出量は1990年比で約13%増と試算 (フジテレビ)
- 原発ゼロでも実現可能 温室効果ガス25%削減 (東京新聞)
- 国内製造業の温暖化ガス排出量が増加、原発事故響く (AFP通信)
- 廃炉時期、耐性評価し判断=細野豪志環境・原発相インタビュー (時事通信)
- 温室ガス、削減の道開く=細野環境相兼原発事故担当相・閣僚会見 (時事通信)
- 原発停止で「京都」達成に暗雲 25%削減も画餅 温室ガス3年ぶり増 (産経新聞)
- 原発停止で「京都」達成に暗雲 25%削減も画餅 温室ガス3年ぶり増 (産経新聞)
- 温暖化ガス削減、中環審が複数素案 原発依存度などで区分 (日本経済新聞)
2012年4月13日金曜日
やる気に関する驚きの科学
ダニエル・ピンクによるプレゼンテーションです。
インターネットによる情報の流通、
コミュニケーションができるようになり、
ノマドという働き方が生まれてきた。
働き方や報酬に関するモチベーションの潮流を知ることができるプレゼンだと思います。
ダニエル・ピンク やる気に関する驚きの科学
(以下はTED公式日本語訳です)
最初に告白させてください。20年ほど前にしたあることを、私は後悔しています。あまり自慢できないようなことをしてしまいました。誰にも知られたくないと思うようなことです。それでも明かさなければならないと感じています。(ざわざわ) 1980年代の後半に、私は若気の至りから、ロースクールに行ったのです。(笑)
アメリカでは法律は専門職学位です。まず大学を出て、それからロースクールへ行きます。ロースクールで私はあまり成績が芳しくありませんでした。控えめに言ってもあまり良くなく、上位90パーセント以内という成績で卒業しました。(笑) どうも。法律関係の仕事はしたことがありません。やらせてもらえなかったというべきかも。(笑)
しかしながら今日は、良くないことだとは思いつつ、妻の忠告にも反しながら、この法律のスキルを再び引っ張り出すことにしました。今日はストーリーは語りません。主張を立証します。合理的で、証拠に基づいた、法廷におけるような論証で、ビジネスのやり方を再考してみたいと思います。
陪審員の皆さん、こちらをご覧ください。これは「ロウソクの問題」と呼ばれるものです。ご存じの方もいるかもしれません。1945年に、カール・ドゥンカーという心理学者がこの実験を考案し、様々な行動科学の実験で用いました。ご説明しましょう。私が実験者だとします。私はあなた方を部屋に入れて、ロウソクと、画鋲と、マッチを渡します。そしてこう言います。「テーブルに蝋がたれないようにロウソクを壁に取り付けてください」。あなたならどうしますか?
多くの人は画鋲でロウソクを壁に留めようとします。でも、うまくいきません。あそこで手真似をしている人がいましたが、マッチの火でロウソクを溶かして壁にくっつけるというアイデアを思いつく人もいます。いいアイデアですが、うまくいきません。5分か10分すると、たいていの人は解決法を見つけます。このようにすればいいのです。(解答のスライド) 鍵になるのは「機能的固着」を乗り越えるということです。最初あの箱を見て、単なる画鋲の入れ物だと思います。しかしそれは別な使い方をすることもでき、ロウソクの台になるのです。これがロウソクの問題です。
次にサム・グラックスバーグという科学者がこのロウソクの問題を使って行った実験をご紹介します。彼は現在プリンストン大学にいます。この実験でインセンティブの力がわかります。彼は参加者を集めてこう言いました。「この問題をどれくらい早く解けるか時計で計ります」。そして1つのグループには、この種の問題を解くのに一般にどれくらい時間がかかるのか、平均時間を知りたいのだと言います。
もう1つのグループには報酬を提示します。「上位25パーセントの人には 5ドルお渡しします。1番になった人は 20ドルです」。これは何年も前の話なので、物価上昇を考慮に入れれば、数分の作業でもらえる金額としては悪くありません。十分なモチベーションになります。
このグループはどれくらい早く問題を解けたのでしょう? 答えは、平均で3分半余計に時間がかかりました。3分半長くかかったのです。そんなのおかしいですよね? 私はアメリカ人です。自由市場を信じています。そんな風になるわけがありません。(笑) 人々により良く働いてもらおうと思ったら報酬を出せばいい。ボーナスに コミッション、あるいは何であれインセンティブを与えるのです。ビジネスの世界ではそうやっています。しかしここでは結果が違いました。思考が鋭くなり、クリエイティビティが加速されるようにとインセンティブを用意したのに、結果は反対になりました。思考は鈍く、クリエイティビティは阻害されたのです。
この実験が興味深いのは、それが例外ではないということです。この結果は何度も何度も、40年に渡って再現されてきたのです。この成功報酬的な動機付け―If Then式に「これをしたら これが貰える」というやり方は、状況によっては機能します。しかし多くの作業ではうまくいかず、時には害にすらなります。これは社会科学における最も確固とした発見の1つです。そして最も無視されている発見でもあります。
私はこの数年というもの、動機付けの科学に注目してきました。特に外的動機付けと内的動機付けのダイナミクスについてです。大きな違いがあります。これを見ると、科学が解明したこととビジネスで行われていることに食い違いがあるのがわかります。ビジネス運営のシステム、つまりビジネスの背後にある前提や手順においては、どう人を動機付け、どう人を割り当てるかという問題は、もっぱら外的動機付け、アメとムチにたよっています。20世紀的な作業の多くでは、これは実際うまくいきます。しかし21世紀的な作業には、機械的なご褒美と罰というアプローチは機能せず、うまくいかないか、害になるのです。どういうことか説明しましょう。
グラックスバーグはこれと似た別な実験もしました。このように若干違った形で問題を提示したのです。机に蝋がたれないようにロウソクを壁に付けてください。条件は同じ。あなたたちは平均時間を計ります。あなたたちにはインセンティブを与えます。どうなったのでしょう? 今回はインセンティブを与えられたグループの方が断然勝ちました。なぜでしょう? 箱に画鋲が入っていなかったら問題はバカみたいに簡単になるからです。 (「サルでもわかる」ロウソクの問題) (笑)
If Then式の報酬は、このような作業にはとても効果があります。単純なルールと明確な答えがある場合です。報酬というのは視野を狭め、心を集中させるものです。報酬が機能する場合が多いのはそのためです。だからこのような狭い視野で目の前にあるゴールをまっすぐ見ていればよい場合には、うまく機能するのです。しかし本当のロウソクの問題では、そのような見方をしているわけにはいきません。答えが目の前に転がってはいないからです。周りを見回す必要があります。報酬は視野を狭め、私たちの可能性を限定してしまうのです。
これがどうしてそんなに重要なことなのでしょうか? 西ヨーロッパ、アジアの多く、北アメリカ、オーストラリアなどでは、ホワイトカラーの仕事には、このような(サルでも分かる)種類の仕事は少なく、このような(本当のロウソクの問題のような)種類の仕事が増えています。ルーチン的、ルール適用型、左脳的な仕事、ある種の会計、ある種の財務分析、ある種のプログラミングは、簡単にアウトソースできます。簡単に自動化できます。ソフトウェアのほうが早くできます。世界中に低価格のサービス提供者がいます。だから重要になるのは、もっと右脳的でクリエイティブな考える能力です。
ご自分の仕事を考えてみてください。あなた方が直面している問題は、あるいは私たちがこの場で議論しているような問題は、こちらの種類でしょうか? 明確なルールと1つの答えがあるような? そうではないでしょう。ルールはあいまいで、答えは――そもそも存在するとしての話ですが――驚くようなものであり、けっして自明ではありません。ここにいる誰もが、その人のバージョンのロウソクの問題を扱っています。そしてロウソクの問題は、どんな種類であれ、どんな分野であれ、If Then式の報酬は――企業の多くはそうしていますが――機能しないのです
これには頭がおかしくなりそうです。どういうことかというと、これは感情ではありません。私は法律家です。感情なんて信じません。これは哲学でもありません。私はアメリカ人です。哲学なんて信じません。(笑) これは事実なのです。私が住んでいるワシントンDCでよく使われる言い方をすると、真実の事実です。(笑) (拍手) 例を使って説明しましょう。証拠の品を提示します。私はストーリーを語っているのではありません。立証しているのです
陪審員の皆さん、証拠を提示します。ダン・アリエリーは現代における最高の経済学者の1人です。彼は3人の仲間とともに MITの学生を対象に実験を行いました。学生たちにたくさんのゲームを与えます。クリエイティビティや運動能力や集中力が要求されるようなゲームです。そして成績に対する報酬を3種類用意しました。小さな報酬、中くらいの報酬、大きな報酬です。非常にいい成績なら全額、いい成績なら半分の報酬がもらえます。どうなったのでしょう? 「タスクが機械的にできるものである限りは、報酬は期待通りに機能し、報酬が大きいほどパフォーマンスが良くなった。しかし認知能力が多少とも要求されるタスクになると、より大きな報酬はより低い成績をもたらした」
それで彼らはこう考えました。「文化的なバイアスがあるのかもしれない。インドのマドゥライで試してみよう」。生活水準が低いので、北アメリカではたいしたことのない報酬が、マドゥライでは大きな意味を持ちます。実験の条件は同じです。たくさんのゲームと、3レベルの報酬。どうなったのでしょう? 中くらいの報酬を提示された人たちは、小さな報酬の人たちと成績が変わりませんでした。しかし今回は、最大の報酬を提示された人たちの成績が最低になったのです。「3回の実験を通して、9つのタスクのうちの8つで、より高いインセンティブがより低い成績という結果となった」
これはおなじみの感覚的な社会主義者の陰謀なのでしょうか? いいえ、彼らはMITに、カーネギーメロンに、シカゴ大学の経済学者です。そしてこの研究に資金を出したのはどこでしょう? 合衆国連邦準備銀行です。これはまさにアメリカの経験なのです。
海の向こう、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス (LSE) に行ってみましょう。11人のノーベル経済学賞受賞者を輩出しています。偉大な経済の頭脳がここで学んでいます。ジョージ・ソロス、フリードリヒ・ハイエク、ミック・ジャガー。(笑) 先月、ほんの先月のこと、LSEの経済学者が企業内における成果主義を導入した工場 51の事例を調べました。彼らの結論は、「金銭的なインセンティブは… 全体的なパフォーマンスに対しマイナスの影響を持ちうる」ということでした。
科学が見出したこととビジネスで行われていることの間には、食い違いがあるのです。この潰れた経済の瓦礫の中に立って私が心配するのは、あまりに多くの組織が、その決断や、 人や才能に関するポリシーを、時代遅れで検証されていない前提に基づいて行っていること、科学よりは神話に基づいて行っているということです。この経済の窮地から抜け出そうと思うなら、21世紀的な答えのないタスクで高いパフォーマンスを出そうと思うのなら、間違ったことをこれ以上続けるのはやめるべきです。人をより甘いアメで誘惑したり、より鋭いムチで脅すのはやめることです。まったく新しいアプローチが必要なのです。
いいニュースは、科学者たちが新しいアプローチを示してくれているということです。内的な動機付けに基づくアプローチです。重要だからやる、好きだからやる、面白いからやる、何か重要なことの一部を担っているからやる。ビジネスのための新しい運営システムは3つの要素を軸にして回ります。自主性、成長、目的。自主性は、自分の人生の方向は自分で決めたいという欲求です。成長は、何か大切なことについて上達したいということです。目的は、私たち自身よりも大きな何かのためにやりたいという切望です。これらが私たちのビジネスの全く新しい運営システムの要素なのです。
今日は自主性についてだけお話ししましょう。20世紀にマネジメントという考えが生まれました。マネジメントというのは自然に生じたものではありません。マネジメントは木のようなものではなく、テレビのようなものです。誰かが発明したのです。永久に機能しつづけはしないということです。マネジメントは素晴らしいです。服従を望むなら、伝統的なマネジメントの考え方はふさわしいものです。しかし参加を望むなら、自主性のほうがうまく機能します。
自主性について少し過激な考え方の例を示しましょう。あまり多くはありませんが、非常に面白いことが起きています。人々に適切に、公正に、間違いなく支払い、お金の問題はそれ以上考えさせないことにします。そして人々に大きな自主性を認めます。具体的な例でお話しします。
Atlassianという会社をご存じの方はどれくらいいますか? (誰も手を挙げない) …半分もいない感じですね。(笑) Atlassianはオーストラリアのソフトウェア会社です。彼らはすごくクールなことをやっています。1年に何回か、エンジニアたちに言うのです。「これから24時間何をやってもいい。普段の仕事の一部でさえなければ何でもいい。何でも好きなことをやれ」。エンジニアたちはこの時間を使って、コードを継ぎ接ぎしたり、エレガントなハックをしたりします。そしてその日の終わりには、雑然とした全員参加の会合があって、チームメートや会社のみんなに何を作ったのか見せるのです。オーストラリアですから、みんなでビールを飲みます。
彼らはこれを「FedExの日」と呼んでいます。なぜかって? それは何かを一晩で送り届けなければならないからです。素敵ですよね。商標権は侵害しているかもしれませんが、ピッタリしています。(笑) この1日の集中的な自主活動で生まれた多数のソフトウェアの修正は、この活動なしには生まれなかったでしょう。
これがうまくいったので次のレベルへと進み、「20パーセントの時間」を始めました。Googleがやっていることで有名ですね。エンジニアは仕事時間の20パーセントを何でも好きなことに使うことができます。時間、タスク、チーム、使う技術、すべてに自主性が認められます。すごく大きな裁量です。そしてGoogleでは、よく知られている通り、新製品の半分近くがこの20パーセントの時間から生まれています。Gmail、Orkut、Google Newsなどがそうです。
さらに過激な例をご紹介しましょう。「完全結果志向の職場環境」と呼ばれるものがあります。ROWE (Results Only Work Environment)。アメリカのコンサルタントたちにより考案され、実施している会社が北アメリカに10社ばかりあります。ROWEでは、人々にはスケジュールがありません。好きなときに出社できます、特定の時間に会社にいなきゃいけないということがありません。全然行かなくてもかまいません。ただ仕事を成し遂げれば良いのです。どのようにやろうと、いつやろうと、どこでやろうとかまわないのです。そのような環境ではミーティングはオプショナルです。
どんな結果になるのでしょう? ほとんどの場合、生産性は上がり、雇用期間は長くなり、社員満足度は上がり、離職率は下がります。自主性、成長、目的は、物事をする新しいやり方の構成要素なのです。こういう話を聞いて、「結構だけど、夢物語だね」と言う人もいることでしょう。違います。証拠があるのです。
1990年代半ば、Microsoftは Encartaという百科事典を作り始めました。適切なインセンティブを設定しました。何千という専門家にお金を払って記事を書いてもらいました。たっぷり報酬をもらっているマネージャが全体を監督し、予算と納期の中で出来上がるようにしました。何年か後に、別な百科事典が開始されました。別なモデルを採っていました。楽しみでやる、1セント、1ユーロ、1円たりとも支払われません。みんな好きだからやるのです。
ほんの10年前に、経済学者のところへ行ってこう聞いたとします。「ねえ、百科事典を作る2つのモデルを考えたんだけど、対決したらどっちが勝つと思います?」 10年前、この地球上のまともな経済学者で、Wikipediaのモデルが勝つという人は 1人もいなかったでしょう。
これは2つのアプローチの大きな対決なのです。モチベーションにおけるアリ vs フレージャー戦です。伝説のマニラ決戦です。内的な動機付け vs 外的な動機付け。自主性・成長・目的 vs アメとムチ。そしてどちらが勝つのでしょう? 内的な動機付け、自主性・成長・目的がノックアウト勝利します。まとめましょう。
科学が解明したこととビジネスで行われていることの間には食い違いがあります。科学が解明したのは、(1) 20世紀的な報酬、ビジネスで当然のものだとみんなが思っている動機付けは、機能はするが驚くほど狭い範囲の状況にしか合いません。 (2) If Then式の報酬は、時にクリエイティビティを損なってしまいます。 (3) 高いパフォーマンスの秘訣は報酬と罰ではなく、見えない内的な意欲にあります。自分自身のためにやるという意欲、それが重要なことだからやるという意欲。
大事なのは、私たちがこのことを知っているということです。科学はそれを確認しただけです。科学知識とビジネスの慣行の間のこのミスマッチを正せば、21世紀的な動機付けの考え方を採用すれば、怠惰で危険でイデオロギー的なアメとムチを脱却すれば、私たちは会社を強くし、多くのロウソクの問題を解き、そしておそらくは世界を変えることができるのです。これにて立証を終わります。 (拍手)
2012年4月12日木曜日
藻がエネルギーをつくる
東日本大震災の被災地、仙台市で復興計画のシンボルとして
石油を生み出す藻「オーランチオキトリウム」を使う
アイデアが出されているというニュースがありました。
オーランチオキトリウムという藻類は
排水などに含まれる有機物を吸収して活発に増殖し
その際、サメの肝油で知られる「スクワレン」という炭化水素を作り
石油等と同じ成分の燃料になるといいます。
この藻は増殖スピードが非常に速く
1ヘクタール当たり年間1万トン
2万ヘクタールあれば日本の原油輸入量を賄うスクワレンを作るといいます。
復興とそれから日本のエネルギーの未来を担えるよう
このプロジェクトが良い結果が得られると良いなあと思います。
論説委員・坂口至徳 藻がエネルギーをつくる
2012.4.10 03:14
東日本大震災の被災地、仙台市で石油を生み出す藻が、復興計画のシンボルになっている。環境浄化のコスト削減とエネルギー生産を同時に実現する全国にないプロジェクトだからだ。
仙台市の東部沿岸にある下水処理場の南蒲生浄化センターは昨年3月11日、10メートルを超す津波に襲われ、施設が壊滅的な打撃をうけた。市の生活排水の7割に当たる日量約39万トンを処理する大規模施設で、完全復興には4~5年、900億円もの費用がかかるとされる。
その復興計画で浮上したのが、「オーランチオキトリウム」という藻類を使うアイデアだ。平成22年に筑波大大学院生命科学研究科の渡辺信教授が沖縄の海で マングローブの林の中から発見した。光合成を行う葉緑素を持たない種類で、廃水などに含まれる有機物を吸収して、活発に増殖する。体内にため込む物質は、 サメの肝油で知られる「スクワレン」という炭化水素で、石油などと同じ成分の燃料になる。
この藻を使って、廃水に含まれる有機物を除く一方でエネルギーを得るという一挙両得のプランなのだ。
渡辺教授は宮城県の出身で、実用化に向けて同様のプランを練っていたこともあり、仙台市の申し出に即座に応じた。昨年11月には、仙台市と筑波大、東北大の3者で研究協力協定を結んだ。試験プラントを建設し、筑波大が藻の培養、東北大が油分の抽出について実証実験する。
渡辺教授は「藻を培養する栄養源に廃水の有機物を使うので産業化のネックだった製造コストが下げられます。復興のためにもさきがけのプラントとして成功させたい」と意欲を語る。
これほど話がとんとん拍子に進んだ背景には、もちろん復興への強い思いがあるのだが、世界中でバイオ燃料としての藻類の評価が急速に高まっていることもある。
バイオ燃料では、トウモロコシなど食料作物からエタノールを作る方法が普及しているが、食料が供給不足になり高騰を招くことなどが考えられる。次世代の候 補としては、食料にならない雑草などの陸上植物の研究が進んでいるが、生産量の確保の面で広大な土地が必要だ。ところが、藻類はタンクやプールで大量培養 すれば土地を選ばないうえ、面積当たりの収量は高い。
「オーランチオキトリウム」の場合、とにかく増殖のスピードが速いので、これまで最有力候補だった光合成をする藻類の10倍以上の炭化水素を作る。試算では、1ヘクタール当たり年間1万トン。2万ヘクタールもあれば、日本の原油輸入量を賄ってしまう、という。
藻類の燃料化の研究は、早くから米国を中心に行われており、米エネルギー省が助成金を出し商業化プラントの育成に努めている。日本でも大学や民間で研究グループができ、軌道に乗り始めた。
今回の仙台市のプロジェクトの実証実験では、実際の稼働に向けて生産力やコストについての基礎データを集めるのが狙い。実際に稼働するまでには、生産シス テムの微細な点まで課題を解決する必要があるだろう。たとえば、藻の培養プールに雑菌が混じらないようにすることは実験室レベルでも困難だ。しかし、日本 のエネルギー利用が大きな転換点にきている時期だけに、エネルギー供給のモデルケースとして先鞭(せんべん)をつけてほしい。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120410/scn12041003150001-n2.htm
2012年4月11日水曜日
心の底から楽しむでるなあって思う人たちが集まるところ。
leisuredive.comというサイトがあります。
このサイトにはプールや海などにあるポーズを
決めてダイブする写真が投稿され
アップされていきます。
ばかげた投稿画像のサイトと思いますが。
このサイトを見てて思うんです。
ユーモアたっぷりに楽しんでいる人たちがいるものだなあと。
こんなばかげた写真を撮影するために必要なことって 構図を考え
理解してくれる仲間に話し
協力してもらって
写真を撮影するんだと思うのですよ。
できたあがった写真をみて、みんなで笑って。
小さな目標をつくって、
それをシェアして、
チャレンジして
結果を楽しむって行為ですよね。
通して感じるものが楽しいばかりです。
いいですよね。
自分もこんな風な遊びがしたいなあと思います。
心の底から楽しむ人たちが集まるLeisureDive.com
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