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2012年5月15日火曜日

20分運動しつづけなくても、脂肪を燃焼させることができる


教えてgoo!の質問
「有酸素運動と脂肪燃焼」の回答に
興味深い内容がありました。

20分以上運動をつづければ脂肪が燃焼しはじめるという通説は まちがいで、
20分運動しつづけなくても、脂肪を燃焼させることができるという内容でした。

では、どうすれば、いいのでしょうか?

それは、空腹時、朝、起きたばかりの運動がいいとのことだそうです。。

もう10年以上も前に、運動は20分以上続けると効果があがる
という理論が発表されました。
その理論は、血液中のブドウ糖と脂肪酸の濃度を測定すると、
運動当初はブドウ糖濃度が高く、20分ほど経過して、
血液中のブドウ糖が消費されると、脂肪の濃度が高くなって
くることから導き出されました。

ところが、この理論が日本中に普及した結果、運動不足に
なる人が増加しました。
理由は、20分も運動をしなければならないのなら、負担だと
感じる人が多かったからです。

この理論には、2つの説明不足がありました。
1つは、運動は10分でも20分でも良いのですが、20分以上、
続けると、わずかですが効率的があがると説明すべきだった
ことです。

もう1つは、ダイエット中のように、いつも血液中に脂肪が
溶け出している状態では、運動当初から脂肪の燃焼が期待
できることです。

先の実験では、血液中のブドウ糖濃度が20分ほどで少なくなり、
代わりに脂肪酸の濃度が増しましたが、これは、普通、血液中に
溶け込んでいるブドウ糖の量が20g位なので当然なのです。

ブドウ糖20gはジョギングで、筋肉がちょうど20分で消費する量です。
ところが、もしも、食後にジョギングをすれば、食後1時間位は
ブドウ糖が小腸から吸収され続けるので、いつまでたっても、
脂肪の燃焼が始まりません。そのようなグラフも残っています。

また、逆に、ダイエット中や空腹時のジョギングでは、最初から
血液中に脂肪が溶け出しているので、ジョギング開始と同時に
脂肪が燃え始めるのです。20分も待つ必要はないのです。

筋肉はエネルギーとして脂肪とブドウ糖を燃やします。
筋肉は普段は、主に脂肪を燃やして作業し、パワーを出すときにだけ
ブドウ糖(グリコーゲン)を燃やします。
ここまで、お話してきたことは、筋肉のエネルギーに関してのことです。

> 例えば、1時間のジョギングを行い
> そのジョギングによる脂肪燃焼が終わるのは
> ジョギング終了後、どれぐらい経ってからなのでしょうか?

あなたのこの質問は、これまで話してきたエネルギーの消費の話ではなく、
回復時の話です。

顔にマスクをしてジョギングをしているシーンをテレビで見たことが
あるでしょうか?
顔にマスクをつけて、運動中の吸気と呼気を計測すると、体内で
エネルギーがどのように燃えているかが測定できます。

たとえば、ジョギングをすると、ジョギング中は筋肉が安静時の
7倍のエネルギーを使い、
ジョギングを停止すると、安静時の1.2倍程度のエネルギー消費になり、
そのまま30分ほど安静にしていると、元の安静時のエネルギーに
戻ります。

ジョギング中に筋肉が7倍のエネルギーを使うのはわかりますね?
この筋肉のエネルギー消費が7倍になることを代謝亢進率が7と言います。

ジョギングを止めた直後は、エネルギー消費がやや高い時期が
続きます。この消費がやや高い状態のことを代謝の亢進と呼びます。
運動直後に起こる代謝の亢進時間は人によって違いますが、
30分から時には2時間も続く人がいることが報告されています。

この亢進は、主に筋肉の修復やエネルギーの回復のために起こって
いるもので、この期間に脂肪が燃焼しているわけではありません。

ですから、あなたの質問に関しては、一言では言いにくいのですが、
あえて言えば、運動による直接の脂肪の燃焼は、運動を停止すれば、
ただちにストップすると考えてよいと思います。

参考元:
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4569877.html

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