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2013年4月18日木曜日

がん幹細胞 死滅に成功



がん幹細胞は血液のがん
白血病の再発の原因とされています。

このがん幹細胞を死滅に成功したというニュースがありました。
すごいですね。

血液のがん、白血病の再発の原因とされる「がん幹細胞」を、
特定の化合物を使って死滅させることに成功したと
理化学研究所などのグループが発表しました。
白血病の根本的な治療法の開発につながるとしています。

横浜にある理化学研究所などのグループは、大人に多い血液のがん、
急性骨髄性白血病の治療法を開発するため、がんを作り出し、
再発の原因とされる「がん幹細胞」に注目しました。

そして、がん幹細胞の増殖に関係するたんぱく質を分析し、
このたんぱく質に強く結びついて働きを抑える化合物を特定したということです。

この化合物をヒトのがん幹細胞を移植して
白血病になったマウスに毎日、投与したところ、
およそ2か月で、血液や、血液が作られる骨髄で、
がん幹細胞を死滅させることに成功したとしています。

研究グループは、
今回、特定した化合物を使えば、
毎年、国内で5000人余りが発症する急性骨髄性白血病のうち、
およそ30%を占める再発率の高いタイプの根本的な治療法の開発につながるとしています。
理化学研究所の石川文彦主任研究員は、
「実験を繰り返して効果や安全性を確かめ、
できるだけ早く薬として患者に届けられるよう研究を加速させたい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130418/k10013996651000.html

2012年4月5日木曜日

がん幹細胞維持の仕組み解明されました。 再発防止や根治法開発につながる道です。

がん幹細胞維持の仕組み解明=根治法開発に道―東大医科研など

通常の細胞と同様に、がん細胞にも元となる「がん幹細胞」があるが、東京大医科学研究所などの研究チームは2日までに、このがん幹細胞が体内で増殖 能力を維持する仕組みを解明し、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。抗がん剤などでがん細胞を死滅させても、残った幹細胞が増殖してがんを再発させる 例も多く、研究成果はがんの根治療法開発につながると期待される。
 東大医科研の後藤典子准教授と日野原邦彦特任助教らの研究チームは、患者から摘出した乳がんの幹細胞を培養し、どのような分子が増殖能力を左右するかを調べた。その結果、細胞膜にある受容体に結合するたんぱく質「HRG」が増殖能力に大きな役割を果たすことが分かった。
 さらに、HRGが結合した後の細胞内の反応を調べると、酵素の活性化を通じて最終的に炎症や細胞増殖に関与する「NFκB」と呼ばれるたんぱく質を働かせ、これが幹細胞に増殖能力を維持させていた。 

[時事通信社]
2012年 4月 3日 7:42 JST
http://jp.wsj.com/Japan/node_419304

がん幹細胞維持の仕組み解明されました。
再発防止や根治法開発につながる道です。

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