パンダアップデートやペンギンアップデートなどアルゴリズムがアップデートされていきます。
既製品をとりあつかっているようなECサイトは商品説明文が
オリジナルでないとペナルティを受けてしまうのではないかという危惧があります。
しかしながら、、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏が、
Google+で開催したウェブマスター向けハングアウトで
意外な発言をしました。
それは一人の方が以下の質問をしたことへの回答
からでした。
●質問
自分のサイトに自分で作ったオリジナルの商品説明文を載せると同時に、
その商品のメーカーが作成して公式サイトにも
掲載するかもしれない商品説明文を載せたとする。
この場合、コンテンツの帰属・所有権は
どうやって確保したらいいのか。
という質問に対して
John Mueller氏は次のように答えました。
そういう場合は、私たちはコンテンツの直接の
所有権をおそらく見ようとはしないだろうと思う。
それよりもユーザーにどのページを
見せたらいいかを見つけ出そうとするだろう。
たとえば、
本を売っているオンラインストアがあって、
世界中を対象に売っていたとする。
かたや、同じ本を売っている地域の本屋さんがあって、
そのサイトでは大手の一般的な
オンラインストアと同じ説明文を使っていたとする。
こんな状況においては、
地元の情報をユーザーがもし欲しがっていたとしたら、
地域の本屋のサイトをともすれば私たちは提示するかもしれない。
でも、ユーザーが地元のコンテンツではなくオンラインで
買えるような情報を欲しがっていると判断できたのなら、
グローバルなサイトをおそらく提示するだろう。
オリジナルの説明文を書いたからといって、
その説明文に対するクエリで必ずしも
検索結果の上に表示されるとは限らない場合もある。
ユーザーが探していると
私たちが考えることにマッチした適切なコンテンツを提示する。
John Mueller氏は続けて以下のこともコメントしています。
- 他のサイトと説明文が重複していたからといってペナルティを受けることはない
- オリジナルな商品説明以上のさらなる追加情報があるといい
- 商品説明に著者情報は適切ではない
他のECサイト”と説明文が重複していてもペナルティを受けることはない。”
という発言、ECサイトを運営されている方には安心をもてるのでないでしょうか?
それよりも、
”運営しているECサイトにオリジナルの説明文があったからといって
検索結果の上位に表示されるとは限らない”
このことが気になります。
ユーザーが意図する情報を汲み取るように
Googleはしていくという
ことでしょうから。
オリジナルの説明だけで足らず、
たとえば、送料のことをきにしているユーザーいれば
送料のことが明記されていたり
すぐほしいというユーザーには発送日がいつになるかという
そういう情報が付加価値として判断されていくのかもしれません。
参考ページ:
ECサイトの商品説明文はオリジナルなだけでは十分ではない
http://www.suzukikenichi.com/blog/uniquness-is-not-enough-on-product-description/
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