2013年2月6日、NHKの「あさイチ」という番組で糖尿病について
「糖質制限食」が効果的であった事例など放送されていました。
糖質制限食とは
糖尿病の新たな食事療法として
お米や小麦、そしてお砂糖などに多く含まれている「糖質」を制限する食事法です。
(糖質=炭水化物―食物繊維)
なぜ、糖尿病に効果があると言われているのか。
その最大の理由が、ダイエット。
肥満している人が減量すると、
血糖値を下げるインスリンの働きがよくなるなど、
糖尿病の改善につながります。
5年前、イスラエルで行われた大規模研究で糖質制限食の
減量効果が確かめられ、大きな注目を集めました。
糖質制限食でなぜ痩せるの?
ひとつには、糖質を制限することで自然と
食事の量が減るという要因が大きいと考えられています。
糖質制限食を行ったグループは、
「好きに食べてよい」と言われたにも関わらず
「食事の量を控えてください」と言われたグループと
同様に食事のカロリーが減ったことが分かっています。
こうして減量効果が確かめられたことから、
アメリカの糖尿病学会は、糖尿病や糖尿病を疑われる人が肥満している場合
、減量を目的として短期間(2年以内)糖質制限食を行うことを
、選択肢のひとつとして認めました。
【1日の摂取カロリー(2年後・平均)】
低脂質食(カロリー制限あり):以前より572.6カロリー低下
糖質制限食(カロリー制限なし):以前より550.0カロリー低下
【アメリカ糖尿病学会】
・糖尿病および糖尿病の危険がある人が肥満している場合、減量が推奨される。
・減量を行う場合、カロリー制限を伴う低脂質食も地中海食も糖質制限食もおそらく同様に有効である。(2年以内)
ごはんやパンなどの糖質をカットすれば
お腹いっぱい食べても太りにくく
ダイエット効果があり、それが糖尿病防止にもつながるということですね。
しかし一方で『糖質をどれくらい抑えたら良いのか分からない』
『体に悪影響はないのか?』
などありますので、そういう場合はプロの作った糖質がおさえられた
料理など購入してみるのもいいかもしれません。
糖質制限食 一覧
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