資源エネルギー庁は、将来の国産天然ガスの資源として期待されている
「メタンハイドレート」について、
愛知県と三重県の沖合で世界で初めて海底からのガスの
採取に成功したと発表しました。
発表によりますと、12日午前9時半ごろ、
愛知県と三重県の沖合で、国の委託を受けた
独立行政法人のJOGMEC=石油天然ガス・金属鉱物資源機構が
中心に進めているメタンハイドレートの試験開発で、
海底より数百メートルの
深さの地層から天然ガスの採取に成功しました。
資源エネルギー庁によりますと、
海底にあるメタンハイドレートからの
天然ガスの採取は世界でも初めてということです。
メタンハイドレートは、
天然ガスと水が結びついてシャーベット状になった天然資源で、
「燃える氷」とも呼ばれています。
日本近海の海底でも埋蔵が確認されているため、
将来の国産天然ガス資源として期待が高まっていて、
政府はこのうち愛知県と三重県の沖合で、ことし1月から試験開発を進めてきました。
現場では今後、2週間ほどかけてガスが
安定的に採取できるかを調査するということです。
今回の海底には日本の天然ガス使用量の
14年分に相当するメタンハイドレートの埋蔵が見込まれていて、
資源エネルギー庁は、
5年後をめどに商業化に向けた技術を確立したいとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130312/k10013138431000.html
資源の少ない日本に希望の持てるニュースです。
メタンハイドレート採取技術を
世界に先駆けて構築し
日本近海からメタンハイドレート採取して
天然ガスを輸入でなく、
輸出できる日本になってほしいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿